社長ブログ

この惑星(地球)の“達成感”は癖になる!!

アメリカの有名俳優が、トンネル現場を舞台に演じている缶コーヒーのTVCMの中の、最後の一言。そういえば、自分も今まで悩んだり決断を迷ったりしたときに、いつも行く現場がある。もう23年ほど前になるが、大学を卒業後厚木のO産業に就職し、綾瀬の現場に配属された。厚木土木発注の「天神森隧道」の現場だ。現役バリバリの、K課長の元、現道を確保しながら切り回しを何回も何回もしながら、1年後完成した。台風のとき掘削場所に水が入り、一晩中ポンプのそばに付いていたり、重い鉄筋を20Mも上のスラブに担ぎ上げたりしていた。請負額の1億6千万円にもびっくりしたが、原価管理や工程管理、そして安全管理と品質管理まで、K課長に叩き込まれた。
そして、開通式の日を迎えた。その達成感は、それまでの自分の人生の中で最高最大のもので、今でも思い出すだけで胸に来るものがある。そんな、想いができる職業は他にあるのだろうか。今朝の建通新聞のコラムにもあったが、そんな達成感を持てる建設ファンを増やして生きたい。