社長ブログ

建設業と地域の元気回復事業

昨日、国土交通省関東地方整備局において、「建設業と地域の元気回復事業」の説明会が開催された。建設投資の減少や価格競争の激化、そして景気の悪化等、厳しい状況にある建設業と共に、地域経済も少なからずとも大きな影響を受けている。そこで、建設業の持つ、他産業には無い技術や資器材そして人材を異業種(林業や農業等)と連携し、地域の活性化を図っていこうという事業であり、その事業に対し国が交付金を出していくと説明された。色々な条件や制限はあるが、特筆すべきことは縦社会である国の組織の中で、国交省と林野庁また国交省と観光庁などが共同でこの施策を打ち出したことだ。県の県土整備部と環境農政部もそうであるが、どうしても不可侵条約があり、合理性やスピード感がなかった。これを機に、何かしらの縦横断的なアクションがおきれば素晴らしいことだ。