社長ブログ

発想を変えてみて・・・

先日、伊勢原にある産業能率大学にお邪魔しました。祭日ということもあり、キャンパスには学生の姿はありませんでしたが、校舎の中には“学び舎”という空気と匂いが漂っていました。訪問させていただいた先生の部屋からは、大山も間近に見え、このキャンパスをぐるりと囲むようにインターチェンジが建設されるとお聞きし、少し建設事業者として複雑な心境になりました。確かに、利便性を考えると不可欠な施設であるし、地域にも何らかの恩恵があるとは思いますが、コンクリートの大きな構造物が、産能大をぐるぐる巻きにするような、まるで蛇が獲物を捕らえたようなイメージがわきます。
日本の土木技術は世界に誇れるほど高い位置にあります。ぜひ、自然にそして地域に融合され愛される施設にしていただきたいと思いました。
たとえば、工事費を度外視し、ICの出入り口のみ地上に見せ、本線はトンネルにするとか・・・。無理かな~~。