社長ブログ

ある友人から・・

昨日の深夜、九州に住む学生時代からの友人から電話があった。「もう疲れたよ。明日会社を閉めることにした・・」
その友人もまた、九州で古くから営業をしている、建築を主とした老舗の建設会社の三代目であった。改正建築基準法による着工の遅れや取りやめ、また資材単価高騰による赤字工事の連発、そして仕事量の減少により、メインとしていた地元地銀からの融資を止められたそうだ。
私の知る限り、真面目で実直なな経営者で、建築技術者としても優秀であった。会社も優秀な社員が多く、地元における信頼も高かった。
その地域の経済を支えているといっても過言ではなかった。
今、我々建設業の経営は“経営の体”をなしていない。夢を見れる産業ではなくなってきているのかもしれない。ここ一ヶ月報道されているが、金融機関の建設業及び不動産業に対する融資締め付けが厳しくなっている。
しかし、金融機関の皆様に声を大にしてお伝えしたい!!
産業の未来が見えないなら、企業や経営者の未来を信じていただきたい。
真面目に地域のことを考え、365日24時間どんな災害がおきても、市民県民の安全を考え
準備している産業があるだろうか!!
百世の安堵を図るために日本には建設業が必要なのです!!