社長ブログ

木村拓也主演 “日本には建設業が必要です!”第2話

たぶん小学校の遠足だった。秋晴れの日、この場所に立ち説明を聞いていた。なぜこのダムを作るのか、このダムはどういう技術で作られているのか等など。聞いているうちに、自分もいつか大きなダムを作ってみたいとワクワクしていた気持ちになっていった。素敵な、かっこいい技術者になりたい。ふと幼いころ見たアルバムを思い出した。
その1枚の写真は、まだ建設中の宮が瀬ダムをバックに、ヘルメットをかぶり作業着姿の父親に抱かれ、無邪気に笑っている幼いころのキムタクだった。「このダムは、親父が作ったのか・・・。」
今、技術者が不足しています。建設産業に対するイメージの低下や少子化のなか、専門課程の受験者も定員割れをおこしている工業高校、専門学校そして大学があるそうです。技術者として一つの現場を任せるまでには、長い年月と経験が必要です。
建設産業界全体の問題として深刻に考えなければなりません。
物づくりの素敵さと、地図に残る仕事の誇りをもっともっと若い人に伝えていかなければと思います。