社長ブログ

建設業の変遷

戦後続いてきた、建設業の入札契約制度がここ5年で大きく変わってきた。建設業の全てが変わってきたと言っても過言ではない。以前の当社では、たった3人の技術職員で年間15億もの仕事をこなしてきた。利益率も高く、治山堰堤をやれば3割もの純利益をたたき出してきた。税金対策のために、決算前には重機の買い替えを毎年していた記憶がある。それはどこの同業他社にも当てはまりわが世の春を満喫していた。
バブルがはじけ、国民の厳しい眼が建設業に注目され、マスコミ扇動による公共工事バッシングが毎日のように繰り広げられてきた。その中、何人もの仲間が倒産廃業という厳しい選択を決断してきた。
今こそ我々は、襟を正し、流すべき血は流し、緻密で繊細な企業・業界に生まれ変らなければならない。あくまでも前向きに・・・。